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          Q:マルチメディア図書ってどんなもの? 
          A:一枚のCDに音声、絵、文字が収録され、パソコンで音 声、 
            絵や文字を再生し、利用する人の都合によって耳だけで 
            聞いたり、文字を読んだりできるのです。文字は文節毎に 
            音声と同調して色が変わり、文字を耳からも認識できるよう 
            になっているので障害者やディスレクシアの人だけでなく 
            幼児教育や語学教育にも利用できます。  
          Q:ディスレクシアってな〜に? 
          A:ディスレクシアという言葉は皆さんにとっては耳慣れない 
            言葉だと思います。日本語では「読みに支障のある人」、 「失読 
            症」といわれていますが、これにも様々なタイプがあります。 
            目の不自由な人は当然字を読むことはできませんが、その 
            他に学習障害(LD),脳に障害を受けた人など目が見えて 
            いても読みに困難を持っている人をディスレクシアといいま す。 
            目が見えなくて文字の読めない人は人口の1%ですが、デ ィス 
            レクシアの人が4%も居るそうです。 
            ● 全般的に読みや書くことが苦手。 
            ● 言葉の「音」と「文字」を対応させられない。 
            ● 読み飛ばし、音の混同、逆読み、錯読。 
            ● 友人の名前や固有名前を思い出せない。 
            ● 左右を良く間違える。 
            ● 1音節1字対応のひらがなは読めても不規則な読みの 漢字 
              は苦手。 
            ● 黒板の文字を読み取り、書き写すのが苦手。 
             このような特徴がありますが、ディスレクシア検出するた め 
             の検査方法も確立されてなく、教育・医療現場での認知 度 
             はまだ低く、日本全体としての取り組みは皆無といっても 良 
             いほどです。このため本人の努力が足りないと片付けら れ 
             勝ちで、過重な努力を強いられることになるのです。  
          Q:読みたい本があった時どうしたらいい の? 
          A:私たちにお任せ下さい。低廉な料金でどんな本でも、ご希 望 
             のものをマルチメディア化してご提供いたします。  
          Q:行政からの広報なども読みたいのです が。 
          A:災害対策や催物など色々な広報物をマルチメディア化す る 
             ために行政と交渉し、障害者の生活を守ることに取り組ん で 
             いくつもりです。  |